被写体ブレ幅の表現
★被写体ブレの幅の違いによる表現方法です
![]()
写真A>SS=1/20秒
お顔に芯をキッチリ残して右手のストロークの躍動感を表現
右手のストロークの躍動感にプラスして誰が写っているのかがギリギリ判別できる程度には顔立ちを残しつつ激しく歌っているんだという躍動感を表現
![]()
写真C>SS=1/20秒
もう、、、誰だか判らない(爆)
写真AもBもCも全てSS/シャッタースピードは同じ1/20秒で撮影しています。
この三枚の写真をSSを変えて表現するのはカメラの技法として誰にでも簡単に出来ます(ただし的確に結果を三通り残せるかは別の問題)
SSを同じ1/20秒でこの三枚を残そうとするには、ミュージャンの演奏時の演奏法や身体使いのクセと、曲のリズムや歌詞等を把握して、SS1 /20秒でも顔がピタっと止まって写せるぐらいに動かない一瞬が何時来るのかを予期してシャッターを押し始めたり、誰なのか判別できる程度に動く時をを予期してシャッターを押し始めたり、もう誰が判らない時を予期してシャッターを押し始めたりする必要が有ります。
この同じSS1/20秒で違った表現を残す為に最も大切な事は、、、演奏をしている人と演奏している曲を好きになる事です、好きな人や曲には心で触れられます、そうすればその演奏者の身体の動きや曲調によってどんな動きに成るのかを感じ取ることが出来ると思います、嫌いな人には興味も関心も持たないですから次にどう動くかも感知できません。
これは、模型写してもペットでも草花でも風景でも同じ事だと思います、好きな被写体だからこそいたわりと思いやりの目で見るからいろんな面で感知できるんだと思います。
良い一枚を残そうとしたら、知識や技術や機材を求めるのと同じかそれ以上に、写そうとする被写体に対して愛情を持った心で触れる事が良い写真を残す近道なんじゃないかと思います。
なので写真を診る目を持った人から見られると、逆に冷たい心で写した写真は見れば直ぐに判ります、診れる人が見れば写したカメラマンのその時の心模様までその一枚に明確に現れてしまいます。
だから・・・写真はとっても怖いです(^^ゞ
一応勘違いされるといけないので書いておきますが
この三枚を残すのに三回シャッターを押して残せた訳では有りませんよ
そんな確率で残せてたら私は写真界の神に成っています(爆)
今回この三様の表現を残すのに17枚写して残せましたので
逆に言えば14枚は失敗しているという事です
もしもタイミングが合わせ難い人ならば
100回以上シャッターを切る必要があったかもしれません
今回はたまたま17枚写して残せたという事です
こういう表現は常に練習して感覚を研ぎ澄ましておかないと
現場で急に撮ろうと思っても歩留まりが悪くて仕事になりませので
時々被写体ブレのコントロールの感覚を忘れないようにしています
今週末に長野へ出張しての婚礼撮影が有りますので
被写体ブレのコントロール具合の確認をしてみました